1月10日に、ガザの人々を支持する国際緊急行動が呼びかけられました。全世界の数百の都市、数十万の人々がこれに応えました。前回のレポートに次いで簡単に報告しておきます。 ※全世界で巻き起こる、ガザ大虐殺抗議行動に連帯!(リブ・イン・ピース☆9+25)
米国では、反戦センターの「ANSWER連合」やイスラム系の団体が呼びかけ、全米の諸都市で抗議行動が行われました。ワシントンD.C.では、2万人以上が凍てつく雨の中を街頭に出て「Let Gaza Live!(ガザを生きさせろ)」と叫びました。それからデモ行進はワシントンポスト社に向かい、ガザ虐殺を報道しないという同社の偏向報道姿勢に対して抗議を行いました。 サンフランシスコでは、1万人が集会とデモを行いました。この集会にはサンフランシスコのアラブコミュニティとベイエリアの若者が積極的に参加をしました。 フロリダでは2,000人が参加する抗議集会が行われ、フロリダのここ10年の反戦運動およびこれまでのパレスチナ解放を求める行動のなかで最大のものとなりました。警官が所持品検査をしたり、アンプを使った音楽を禁止するなど不当な弾圧を加えましたが、参加者はそれにも負けずにデモ行進をやり遂げました。 日本では、この日、東京で1,500人、大阪で500人、札幌で160人が抗議集会を行いました。また、京都の三条大橋の上でほぼ毎夕、抗議のためキャンドル行動が行われています。 この日以降現在に至るまで、イスラエルがガザに居座っている限り全世界で抗議活動が継続されています。とても全部を拾いきれませんが、目についたいくつかの行動を書き留めておきます。 1月11日にはスペインで250,000人が、アルジェリアでは10万人以上が街頭行動を行いました。1月16日にはウガンダのコロロ空港でムスリムが礼拝後に抗議行動を行いました。 1月18日にも、世界で多くの抗議行動が行われました。 たとえば、パキスタンのカラチで数千人、トルコのアンカラで30,000人の人々が抗議行動を行いました。アンカラでは、参加者は「我々みんながハマス戦士だ!」「パレスチナは孤立していない!」という横断幕を掲げていました。また、香港でもフィリピン、インドネシアから出稼ぎに来ているイスラム教徒の労働者が「大虐殺停止!」「パレスチナに自由を!」というプラカードを掲げてショッピング街をデモ行進しました。イギリスのプレストンではガザで殺された子どもたちを表して数百人の子どもたちが白い布をまとって路上に横たわりました。 大阪でも1月20日と22日に以下のような緊急行動が予定されています。イスラエル軍がガザに駐留し続けることは、占領と虐殺を居直り続けることです。ぜひ、これらの行動に参加して、イスラエルと米国に圧力をかけ、ガザの人々との連帯を表明しましょう!
[参考] ※From Washington, DC to San Francisco, Los Angeles, and Worldwide-- Hundreds of Thousands March to Let Gaza Live!(ANSWER) ※Thousands of Pakistanis protest against killings in Gaza(Reuters) ※Tens of thousands protest Israel over Gaza offensive in Turkey(Hurriyet DaylyNews) ※100 in Hong Kong protest Israeli attacks on Gaza(msnbc) ※Muslims protest Israeli bombing of Palestine(Newvision) ※Hundreds of children join Gaza protest(Lancashire Evening Post) ※Cities across the world become platform for hundreds of thousands of protesters against Gaza fighting(Dailymail) 2009年1月19日 |