どこに敵がいるかわからない場所で、極度の緊張の中で活動します。「怪しい」と見なした家に踏み込み、銃を突き付け、連行する。ちょっとしたことで銃を撃ちまくり、無関係な人も巻き込む。当然、現地の人の憎悪の的となり、多くの死傷者を出すことになります。路肩におかれた爆弾による死者も続出しました。検問所では、普通の車なのか、突っ込んでくるのか、判断などできません。ISAF派遣国の死者は約3500人に上ります。 また、治安維持活動の中で、他国の軍が攻撃されたという情報が入れば、「駆けつけ警護」を行うことになります。戦闘が行われている真っ只中に飛び込んでいくのです。 目次 Q1:なぜ「戦争法」と呼ぶの? Q2:これまでと何が変わる? Q3:「後方支援」くらいならいいのでは? Q4:紛争地の治安を維持する活動は必要なのでは? Q5:ペルシャ湾のホルムズ海峡が封鎖されたら、日本に石油が入ってこなくなるので、自衛隊が機雷を除去(掃海)すべきでは? Q6:国連決議や国会承認などが、歯止めになるでは? Q7:「テロ」や紛争をなくすために必要な法律では? Q8:すぐに戦争になるというのは大げさでは? |
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