韓国でもっとも愛される国民的詩人の一人尹東柱(ユン・ドンジュ、北間島出身1917年12月30日~1945年2月16日)。日本の植民地支配のもとで、朝鮮語使用禁止、創氏改名、強制徴用等皇民化政策と圧政が強まる中、いとこの宋夢奎とともに、日本の大学をめざす。尹東柱は立教大学から同志社大学へ移り、朝鮮語での詩作を続けるが、治安維持法違反の疑いで逮捕され、祖国が解放される直前、27歳の若さで獄死した。劇中では「新しい道」「星を数える夜」「懺悔録」など尹東柱の人生の節目ごとに書かれた作品が重なり、その意味を浮かび上がらせている。日韓関係が悪化するなか、一人の詩人の生涯を通して、天皇制軍国主義による植民地支配の過酷な実態に真摯に向き合うきっかけにしたい。
カン・ハヌル(尹東柱)――『未生』『善悪の刃』他
パク・ジョンミン(宋夢奎)――『それだけが僕の世界』『辺山』他
監督:イ・ジュンイク 出演:カン・ハヌル パク・ジョンミン
2016年/韓国映画/110分/B&W/原題:동주
配給:スプリングハズカム
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11月24日(日)
映画上映会
「空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~」
11月24日(日) 14:00~16:00
中央会館 ホール (地下鉄長堀橋駅下車5分) <地図>
1000円 (学生500円)
主催:リブ・イン・ピース☆9+25 |
2019年10月16日
リブ・イン・ピース☆9+25
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