※この映画上映は「戦争と女性の人権博物館」建設のために開催され、収益金はすべて人権博物館建設委員会に寄付されます。 戦争と女性の人権博物館については、以下をご覧下さい。 http://www.jca.apc.org/ianfu_ketsugi/hakubutukan.html http://www.jca.apc.org/ianfu_ketsugi/wwhm_pamfhlet.pdf 戦争と女性の女性の人権博物館日本建設委員会 http://www.whrmuseum-jp.org/ 映画「オレの心は負けてない』とは 宋神道さんは「在日」で名乗り出られ裁判を闘った唯一の「慰安婦」被害者です。 朝鮮の忠清道生まれ。16歳の時騙されて中国の慰安所へ。7年後、再び騙されて敗戦後の日本に渡り、半世紀以上が経ちました。「慰安婦」として深い心の傷を負い、そして戦後日本の差別社会はその傷をただ深くするだけでした。 そんな宋神道さんは93年、日本政府に謝罪と補償を求めて東京地裁に提訴します。揺れる心を抱えたまま、ただ日本の国に謝って欲しい一心で。裁判には多くの人が支援に関わり「在日の慰安婦裁判を支える会」が結成されました。 裁判を闘う宋神道さんの中に、変化が生まれました。カチカチに固まった人間不信が 少しずつ氷解したのです。多くの人に自分を認めてもらうこと、そして彼女の傷を丸ご と受け止めようとする「支える会」メンバーとの心の交流が、癒やしがたい心の傷を回 復させ始めたのです。 映画のタイトルともなった「オレの心は負けてない」は、宋神道さん自身の言葉です。裁判には負けましたが、それは決して宋神道さん自身の敗北ではありませんでした。 映画では、そんな宋神道さんの被害回復と尊厳を取り戻す姿が克明に描かれています。宋神道さんを始めとして多くの「慰安婦」被害女性が、平和の尊さを訴えています。そんな彼女たちの被害と闘いを歴史に刻むことは、日本に住む私たちにとっても重要です。 ぜひとも今回の映画上映に参加し、「戦争と女性の人権博物館」建設に協力してください。 |