10月28日未明(日本時間)、イスラエル軍はガザに対する大規模な地上侵攻を開始しました。大規模な空爆が行われ、ガザ地区の北部とガザ市南部の2カ所にイスラエル軍地上部隊が攻め込み、パレスチナ側との戦闘が起こっています。イスラエル軍は予定の全面侵攻ではないと言いますが、これまでの小規模侵攻とは桁違いです。すでに空爆で毎日500人、700人と市民が殺され、ガザでの犠牲者は7000人を超えましたが、本格的な地上侵攻に拡大していけば数万人、10数万人もの市民大虐殺が起こることは確実です。直ちに地上侵攻・空爆を止め停戦させなければなりません。 国連決議や人道支援さえ無視する暴虐を許すな ネタニヤフ首相にとって大規模侵攻をすることは既定路線でした。イスラム教の聖なる金曜日の深夜を選んで攻撃を始めました。また昨日国連の緊急特別会合で人道的停戦要求の決議が上げられた直後です。そしてハマスとの間で人質の解放交渉の最中でした。国内では人質解放を優先せよが強い世論になっていました。しかしネタニヤフには人質の命よりも侵攻強行によってハマスを壊滅し、パレスチナ人を奴隷のように屈服させることの方が重要だったのです。 日本政府はイスラエル支持をやめ、停戦を要求せよ 米国政府だけでなく、日本政府もこのイスラエルの大虐殺、植民地主義と民族浄化の暴挙を支持しています。絶対に許してはなりません。直ちに停戦せよ。侵攻・空爆を止めよ。電気・水道と人道支援を復活せよ。占領地から撤退し、植民地支配をやめ、パレスチナ国家樹立を認めよ。 2023年10月28日 |
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