![]() 昼食終了後、有志で、伊丹市千僧(せんぞ)の陸上自衛隊第三師団周辺をフィールドワークしました。基地内にイラクで使用された8輪装甲車が2台見えました。グラウンドにびっしりと軍用車両が駐車していました。総監部から持って来たものだと思われました。
伊丹自衛隊基地周辺フィールドワーク感想 長年近くに住んでいながら、これまで伊丹の自衛隊基地を訪問したことはありませんでした。伊丹までは大阪から10分ちょっと。これほど都心に近いところに大規模な軍事基地があるというのは、かなりの驚きです。 基地の外から眺めるだけなので、その全容を知ることはとてもできませんでしたが、実際にイラクに派遣されたのと同型の車両を目の当たりにすると、ここも海外派兵の出撃拠点なのだということを感じました。 今回、一番感じたのは、街の中での自衛隊の存在の大きさです。不動産屋には「自衛隊員歓迎」の張り紙があったり、議員の看板では「自衛隊出身」を強調していたり。やはり、地元の経済や生活は、がっちりと自衛隊に組み込まれているのだと思いました。
実際に自衛隊の武器と制服を着た自衛隊員を間近に目にしたのは初めてでした。基地の中にずらりと並んでいる様々な車について、最初はどれが何に使われる車両なのか全くわかりませんでしたが、案内の方の詳しい説明で少しずつわかるようになってきました。装甲で覆われた車両を見て、それがいったいどんな状況で使用されるのかを想像するとぞっとしました。 中部総監部という基地正面に戦車がずらりと並んでいて、周囲には住宅地があるという状況に違和感がありました。説明を聞きながら基地の周囲を歩きましたが、敷地が広く、多くの建物があり、裏手には訓練のテントが沢山設置してあり、兵器らしき車両なども沢山ありました。戦争法によって、自衛隊のPKO派遣は、こうした兵器を使い、殺し殺されるかもしれない任務に変わっていくんだと、実感しました。南スーダンへのPKO派遣に反対を訴えねばと思いました。経済的徴兵制が言われる今日、これは、自衛隊員だけの問題ではなく、だれもにでもふりかかる問題だと思います。 |
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