[3月21日当日配布のビラ]
緊急署名:鳩山首相に「沖縄の民意に応えてください」署名にご協力を
普天間の即時無条件閉鎖!
沖縄への新基地押しつけを許さない

□「普天間問題」が重大な局面に入っています。3月23日にも政府案を提出する方針と伝えられていますが、最有力とされているのが、キャンプ・シュワブ陸上案とホワイトビーチ案で、いずれも沖縄県内に移転するというものです。これは鳩山首相の選挙公約である「国外、少なくても県外」に反するだけでなく、1月24日の名護市長選で示された基地移転NO!の民意にも真っ向から反するものです。

□問題になっている沖縄の普天間基地は住宅密集地にあり、米軍自身が「世界一危険」というほどです。「基地の中に沖縄がある」「在日米軍基地の75%が沖縄に集中する」という異常事態の象徴でもあり、普天間基地は「移設」ではなく、即時無条件の閉鎖であるべきです。

□キャンプ・シュワブ陸上案は、危険な基地を名護市の市街地近郊に移設し1500bもの巨大滑走路を造ることで、名護市民を騒音や米軍機墜落などの重大事故の危険にさらし続けることになります。うるま市のホワイトビーチ案は、3600bの滑走路を2本と3000bの滑走路1本を造り、辺野古現行計画の6倍以上の計画で普天間基地と航空自衛隊基地、米軍那覇軍港施設を移設する案などを持ち出しています。
 これらは、新たな巨大米軍基地を沖縄に押しつけることで、絶対に認められません。

□私たちは、普天間基地を即時無条件に撤去するよう求めるとともに、沖縄県内にも、日本国内にも代替基地建設や移設、移転をおこなわないよう求めます。イラクやアフガニスタン戦争の出撃拠点となるような、また東アジアと朝鮮半島での緊張を高める米軍基地と海兵隊の駐留に反対し、その撤去を要求します。
 沖縄では基地撤去のために、4月25日(日)に10万人規模の県民大会が、5月16日(日)には普天間基地の包囲行動が予定されています。国会に対しては、3/26(金)、首相官邸前で鳩山首相への緊急要請行動が計画されています。この行動では、全国からの「緊急署名 鳩山首相は沖縄の民意に応えてください」(民意実現署名)が提出されます。是非みなさんもできるところから声をあげてください。これ以上沖縄に負担を押しつけるのはやめましょう。是非署名にご協力ください。

2010年3月21日
リブ・イン・ピース☆9+25