主催者挨拶・基調報告では、大阪府市民の閉塞感と変革への渇望が橋下と大阪維新の会への期待につながった選挙結果となってしまったが、教育基本条例の内容はまだまだ知られておらず、教職員・保護者・市民全体への宣伝をしていかなければならないという訴えがありました。 東京からは「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会と予防訴訟をすすめる会から三人が来阪し、東京と大阪の結束を訴え、民主主義が未成熟のこの体制を、橋下とは違う方向で「ぶっつぶさなければならない」と力強いアピールをおこないました。 集会後は大阪府庁に向けデモが行われ、「強制、競争の教育基本条例はいらない」「教育を知事・市長の思い通りにさせるな」「ハシストを許さない」などのシュプレヒコールをしました。人通りの少ない時間と場所でしたが、それでもデモに対して手を振ってくれたり拍手をしてくれたりする市民の姿をいつも以上に目にしました。橋下人気は根強いものの、一方でその暴走に警戒心を抱く市民も決して少なくないことを実感しました。 2011年12月1日 |
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