集会では、教員や府民からのアピールののち、東京都や三重県から駆けつけた教員の発言もありました。東京からは「東京もみんな注目している。たいてい悪法といえども半分くらいいいことが書いてあるものだが、この教育基本条例はいいところはまったくない、橋下氏の言葉を借りれば2万%いいところがない。石原都知事もマッ青の内容だ。阻止しかない」と強い訴えがありました。 維新の会の若手議員に面談を申し込んで話したという高校教員からは、“維新としての結束力は弱い。教育基本条例のことも上が決めたという感じ。地元では橋下知事と一緒のポスターを貼ったらまずいという雰囲気がある”など、橋下氏の人気にあやかっただけのにわか政党の弱点を指摘しました。 前日の19日には府立高等学校PTA協議会が橋下知事らに条例反対の嘆願書を提出するなどの動きもあり、橋下人気にかげりが出てきています。しかし集会への一般市民の参加はまだまだ少なく、現場の教職員ががんばっている状況です。「日の丸君が代」強制反対ホットライン大阪からは、さらに教育基本条例の問題点をひろく知らせるため、府民向けのリーフレットの作成などが提起されました。様々な集会、学習会、ちょっとした集まり、井戸端会議などで利用して欲しいと言うことです。是非反対の声を拡げていきたいです。 集会後府庁包囲行動が行われ、「ハシストは許さない」「橋下は知事も市長候補もやめろ」「教育基本条例反対」などのシュプレヒコールをしながらデモをしました。 2011年10月20日 |
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