11月23日、教育基本条例に反対するビラまきを行いました
  
 11月23日(水・祝)12:00より約一時間、なんば高島屋前で教育基本条例反対のビラまきを行いました。ビラを取りに来てくれる人や前知事や教育基本条例を批判して話し込んでいく人もいました。

  


[当日配布したビラ]
教育基本条例(案)に反対します
<PDFファイル>

 大阪府教育基本条例(案)が府議会に提出されています。これに対して、次々に不安や反対の声が上がりました。PTAや府立学校の校長先生、教育委員会、弁護士団体、教職員組合なども反対しています。17日には、尾木ママで知られる尾木直樹さんや竹下景子さんら著名人からの反対アピールも出され、あさのあつこさんや杉良太郎さんらも賛同しています。大阪府の条例に対して、各界から、そして全国から反対の声が上がるのは異例のことです。大阪の教育を壊してしまうのみならず、日本社会全体にとって、未来を担う子どもたちにとって見過ごすことができないからです。
 子どもたち一人一人の人格と成長を大切にし、学校で奮闘する先生たちを支えながら、保護者や地域の人たちも含めいろいろな人たちが信頼し合い教育に関わることで子どもたちは育っていきます。子どもたちの将来の夢や進路は様々です。多様な価値、考え方、生き方を認め合い、豊かな人間関係をつくることをイキイキと学ぶところが学校教育であってほしいです。しかし大阪府基本条例では、教育の目的を「グローバル社会に役に立つ人材育成」という型にはめ、競争や強制、罰則、切り捨てなどによって学校をがんじがらめにする項目ばかりが並びます。
 ○教職員は校長に絶対服従(第9条)、○問題行動を起こすのは家庭教育がなってないから(家庭教育の義務 第10条)、○3年連続定員割れした高校は統廃合の対象に(第44条)、○2年連続最低評価の先生は免職の対象に(第19条)、○学力テスト結果を公表し学校を序列化(第7条)などなど。
 こんな条例が成立したら大変です。

2011年11月23日
リブ・イン・ピース☆9+25