![]() 10月上旬から下旬にかけてあいば野自衛隊演習場と陸上自衛隊今津駐屯地での日米合同 軍事演習の強行に反対、抗議する集会だ。昨年の11月下旬から12月上旬に続き1年もたたないうちに10回目(1986年以来)の演習が強行される。陸上自衛隊幕僚監部によれば、今回の合同軍事演習は日本側は陸上自衛隊第3師団(兵庫県伊丹)所属の普通科連隊(京都府福知山市)基幹と米軍側はニューヨーク州兵の第42歩兵師団第1−69歩兵大隊基幹が参加して実施される。担任官は、自衛隊が第3師団長であり、米軍が在日米陸軍司令官である。自衛隊による地元での市街地徒歩訓練も頻度を増し、あいば野演習場内に市街地訓練施設 が増設されている。今回の合同軍事演習で日米両軍が一体となった市街戦の実践訓練をま たしても実施しようとしてるのである。イラクやアフガンで行ってきたし今も行ってる蛮行(人殺し)の訓練だ。自衛隊はいつでも参戦できる準備を行っているのである。 ![]() 集会に先立って主催者は今津駐屯地を訪れ、民主党 北澤防衛大臣に対し合同軍事演習 の抗議と中止の申し入れをおこなった。 主催者代表の挨拶のあと社民党比例近畿ブロックで当選の服部良一衆議院議員から「米軍再 編、辺野古の基地建設を中止させられるか否かの重要な局面だ。新しい政権の中で必ずしも主流ではないこれらの主張を実現するためには大衆運動が必要だ。ともにがんばろう。」との挨拶があった ![]() 集会は決議採択のあと今津駐屯地までデモ行進をおこなった。 あいば野での日米合同軍事演習の実態と基地機能強化の現実は、マスコミにはほとんど報道されていない。この集会もわずかに京都新聞が報道したにすぎない。 民主党政権下での米軍基地再編、日米軍事一体化を阻止できるか否かはまさに大衆運動にかかっている。
2009年9月22日 |
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