5月11日、大阪市は、2012年度から3年間で市が取り組む行財政改革をまとめた「市政改革プラン」素案を発表しました。人件費カットや「市民サービスの見直し」で最大1768億円の財政削減を見込むものです。 4月5日のPT案発表以降市民らから批判が相次ぎ、いくつかの点について廃止や削減を撤回しましたが、基本構造は変わっていません。 特徴は、 ○高齢者、子ども、教育、家庭環境の恵まれない子ども、障がい者、共働き世帯など支援を最も必要とする部分をことごとく廃止、削減の対象にしている。 ○市民活動、男女参画、文化・芸術などを敵視と、活動拠点を奪う。 ○平和、人権、男女平等、反差別、労働などの施設・活動を敵視している。 ○この中には、市民の命に直結するものもある。橋下市長は、市民の生活を守るべき行政の義務として行われているセーフティネットの施策を「住民サービス」「ニーズ」に解消し、費用対効果で切り捨てようとしている。 ○施設・事業の廃止に伴い、大規模な人件費削減=人員削減が組み込まれている。万人単位での整理解雇が問題になる。 等です。 大阪市ではパブリックコメント(市民からの意見)が募集されています。 2012年5月11日〜2012年5月29日 是非意見を出し、市民生活を破壊するメチャクチャな切り捨てを撤回させましょう。 市政改革プランについては以下を参照(大阪市ホームページでは膨大なPDFが貼り付けられていてわかりにくいので、リブインピースでまとめています。) ※市政改革プランについて(リブ・イン・ピース☆9+25) (このファイルは、5月20日のリブインピース@カフェで報告したものです) パブリックコメント ※市政改革プラン(素案)の策定及びパブリックコメントの実施について(大阪市) ※施策分野別整理表 ※総括表 パブリックコメントの出し方 (1)意見等記入用紙に意見を書いて、大阪市役所に持って行く。 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号 大阪市役所4階 大阪市市政改革室改革方針担当 (2)同じくファックスで送る。 ファックスによる送付先 06−6205−2660 (3)電子メールによる応募 kaikakuplan@city.osaka.lg.jp 募集期間:2012年5月11日〜2012年5月29日
2012年5月13日 |
Tweet |