脳死臓器移植法改悪問題で、国会情勢が非常に緊迫した状況になってきています。すでにこの間の動きについては、リブ・イン・ピース☆9+25のホームページでも取り上げてもらってますが、「医療を考える会」の活動をしている東京在住の友人から、厚生労働委員会へのFAX活動の協力依頼がありましたので、もういちどこの問題を投稿させて頂きます。 「脳死」臓器移植改悪法案は最悪の場合、今週木曜日5/21(木)の厚生労働委員会一回の審議だけで翌日5/22(金)か翌週には本会議にかけられる可能性がでてきています。厚生労働委員会での審議を継続させることを要求し本会議にかけられるのをとにかく阻止したいと思いますので、FAX送付に可能な限りご協力頂きたいと思います。 脳死と臓器移植を考える会/リブ・イン・ピース☆9+25 会員A [投稿]衆院厚生労働委員に今すぐFAXを!脳死は人の死ではない 臓器移植法の改悪に反対しよう 衆議院厚生労働委員名簿 厚生労働委員会の委員宛のファックス用紙ひな型(PDF) (以下の文章が入ったファックス用紙です) 厚生労働委員会の委員のみなさま 私たち国民の生死を決める法案なのに私たちの意見も聞かずに (1)「脳死」と宣告されても長期に生存し成長している子供の存在がある事実は、脳死=死とは判定できないということを示しています。 (2)「脳死判定された患者さんが自身の死亡宣告を聞いており「心中、狂わんばかりになっていた」と語る青年(2008/3/23NBCnews)の実話は脳死=死とは判定できないということを示しています。 (3)脳死で臓器摘出されるとき患者さんは「のたうちまわり」麻酔をかけないと臓器摘出できないという驚くべき事実が発覚しています。 (4)脳死判定そのものが一層患者さんを死に追いやる事実が明らかになっています。 (5)「作られる脳死」「早すぎる脳死」の実態が明らかになっています。 (6)数々の違法行為やドナーへの人権侵害が繰返えされ、日弁連から人権侵害勧告が出されています。そして、ドナーの家族が「脳死にされた」と裁判で訴える事態までおこっています。 (7)ドナーの救命治療の検証に必要な情報公開は極めてお粗末です。「社会は検証する事すらできない状態に置かれている」(日弁連会長)と指摘されるほどのお粗末さです。 (8)移植される側に眼を移せば、臓器移植そのものの適応また延命効果に関する情報が極めて不十分でその根拠は明らかにされていません。 「脳死」と宣告されても長期に生存し成長している子供が死んだことにされてしまうような法案を充分審議もせず本会議採択することは許せません。 この子達の命を法律で絶たないで下さい。
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