私たちリブ・イン・ピース☆9+25は、2010年2月28日、民族差別・排斥に抗するための集い「志遠〈チウォン〉歌い語り」を開催しました。 志遠とは、大阪朝鮮高級学校の卒業生である金(キム)ソッセさんと愼祥訓(シン・サンフン)さんのお二人によって結成されたデュオの名前です。 2009年12月に起こった排外主義団体による朝鮮学校への襲撃と、政府による公然たる差別である朝鮮学校の高校無料化からの排除に抗議するために私たちは何をすべきかを考える中で、「慰安婦」証言集会などで美しい歌声に乗せて鋭いメッセージを発する志遠に来ていただいて、講演をしていただこうということになりました。 金ソッセさんが歌に込めた思いを語られ、そして愼祥訓さんとの素晴らしいハーモニーで、自作の曲5曲と『子供たちへ これがウリハッキョだ』を披露されました。 志遠 作詞作曲の5曲 ・クナルチヨロム(あの日のように) ・Japanese Masmedia 〜マスコミ応援歌〜 ・トッコー 〜パパのお仕事〜 ・『鎮魂歌』 ・セチユルバレナル プモニムツケ(旅立ちの日 両親へ) 私たちはこの貴重なお話を少しでも多くの方々に知っていただこうと、この講演録を作成しました。この小冊子が、日本社会に根強く存在する排外主義・民族差別を見直す一助になれば幸いです。 2010年5月23日 リブ・イン・ピース☆9+25
チウォンのCD <鎮魂歌> 500円 収録曲 『鎮魂歌』 『旅立ちの日 両親へ』 『トッコー 〜パパのお仕事〜』 *リブ・イン・ピース☆9+25でも取り扱っています。 |