7月29日(日)、東京で、「7.29脱原発国会大包囲」(首都圏反原発連合主催)が行われ、私たちリブ・イン・ピース☆9+25からも代表が参加しました。その参加報告です。 ※国会を取り囲む「脱原発」の灯 歩道沿い1.5キロ(朝日新聞、動画あり) ※脱原発デモ:国会議事堂を包囲(毎日新聞) 2012年7月31日 ついに東京の反原発デモに参加できた。 気温も暑かったけれど、若者の熱気も熱かった。古くさい政治評論家は、そのうちに熱気も冷めるだろう、と言っているが、若者は目覚めたのだと思う。このまま黙っていたら、官僚や政治家のいいようにされると。 「ジェロニモレーベル」という京都のロックグループが参加していた。彼らの歌『ナメられてるにもほどがある』にはこうある。 俺らまるごとナメられてるねぇ ナメられてるにもほどがある 俺ら丸ごと ナメられてるにもほどがある 私たちは、日比谷公園での集会前、デタラメな原子力規制委員会の人選に反対するチラシまきをしたり、その署名を取ったりした。 集会では、雨宮処凛氏が司会。「すごく時代が変わった」、「この数週間でメディアの対応が一気に変わった」、「直接民主主義の実践として歴史を変えるようなことを日々している」と挨拶。 山本太郎氏も登場、勢いのある挨拶の中で、「原子力ムラの名誉村人みたいな人を委員にしようとしている」と原子力規制委員会の人事を批判、この人事案を撤回させようと呼びかけた。 集会後のデモ行進は、東京電力前、経済産業相前を通って、霞ヶ関を一周。若者の反原発エネルギーの迫力を感じる。ほとんど「再稼働反対」などの短いコールの繰り返しだが、そのコールの度にこぶしを突き上げ、怒りを表現。 午後6時過ぎからは、国会議事堂包囲行動へ。 例によって警察が参加者を歩道に押し込めようとするが、参加者が後から後から押し寄せ、7時過ぎには一部が車道に進出。 そして、午後7時半頃、その時が来る。 議事堂に近い場所も含め、国会前の車道全面に、歩道から人が広がっていった。 ついに出現した解放区! 現場にいても、何が起きたのか、よく分からなかった。突破した、というような感覚は全くなく、車道にあふれたという感じ。 車道を占拠してからの解放感は尋常でなく、参加者たちが各々のやりかたで、原発いらない、再稼働反対を叫んだ。 私たちは、木で作ったスコップを持って、大飯原発の敷地内にある断層を調査するようアピールした。 主催者発表では、この日の参加者はのべ20万人。 ※国会前の動画 http://www.youtube.com/watch?v=SBsCv2ldack ※国会前のパノラマ映像 http://nobphoto01.sakura.ne.jp/qtvr/houimou2012/houimou2012.07.29.html (T/U) |
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