2009.4.29.Y.O
内容: 視察の一場面(保健省・ポリクリニコ・ラテンアメリカ医科大学・農園) 革命博物館や革命支援者(農園)を通じキューバの簡単な歴史 通訳の話から熱いキューバ人の姿 街・市場・風景・食べ物・音楽、感想 *その他:「キューバン5」(米国に不当に囚われたキューバ人)がいたり、格差もありました。 【約30分のVTR紹介】 ●プロローグ ・キューバ到着 空港写真 暗い ・おみやげ 袋詰め写真 ご協力ありがとうございましたm(_ _)m ・ホテルからの風景 都会 ・ホテルの朝食 豊富なメニュー ●医療視察
●都市農園見学
●街中で見かける像は「ホセ・マルティー」 ・ホセ・マルティーは、長引く独立戦争の指導者の一人 何が一番大切かを思い出させてくれた ・通学途中で花を添える子供もいる ●革命広場 ・カストロも来るというメーデーの大会会場 ホセマルティーの像が正面中心にある ・ホセ・マルティーをみつめるようにあるゲバラの絵 ・カストロ暗殺計画を阻止するため、キューバを愛するキューバ人が反革命組織に潜入。爆破計画を暴いた。しかし、なぜか暗殺計画に加わったとされ禁固刑100年で刑務所に囚われているという。 ・今世界中でその解放運動が盛り上がってきている。 ・ホセ・マルティーについて 「キューバで1番、1番愛されている人」と熱く語る ●農業市場 ・活気あふれる市場 ・野菜が豊富にあった ・キューバ人のための市場なので、キューバペソでやり取りをしている 外国からの観光の人では、キューバペソの20倍程度で取引ができるそう *観光では兌換ペソという通貨単位を使用。1兌換ペソは24キューバペソ。 ●配給所 ・服・石鹸は2〜3年前から配給でなくなった ・配給だけで食べていけるのか? それだけでは厳しいと言われていた ●日系人の農家 ・女性の父親が新潟県から移民 父亡きあと経営者に 今は息子が経営者 案内人は娘婿で20歳! ・肥料をまいたところ 虫食いの葉もあった ・いちごに挑戦 ・ハチも労働者の一員です ・ミミズの土は高品質 ・収穫後の残り物を堆肥に 残り物を入れている袋たち ・販売人は娘さん 二十歳! ・手作り昼食をごちそうになる 食事中は鶏の鳴き声や、マンゴーが木から落ちる音で賑わっていた ・農業での困難は? 「ない、大好きな仕事だから」 その問に対し、首をかしげる姿が印象的 ●街をきれいにするプロジェクト ・費用はすべて自己資産 政府はテレビなどを使いモラルサポートをしている ● サンタ・フェ・ソーシャル・クラブ(老人クラブ) ・あたたかく迎え入れられた ・今年一番輝いているおばあさんに花束とカチューシャが贈られた ・たくさんのお年寄りたちが美声を披露してくれた ・私たちの中からも一番輝いている人に花束とカチューシャが贈られた ・歌に、踊りに楽しい時を過ごした ・私たちも踊り、歌を披露した ●街の音 ・コヒーマルでミュージシャンが! 音楽をお楽しみください ・人を楽しませるのが上手でした 思わず兌換ペソを渡しています ●旧市街を歩く ・トラブルで精神がやられたキューバ市民ですが、みんなから慕われ像ができた 今でも慕われ、ひげと手が金色になっている ・15歳になると、ドレスを着てみんなにお披露目する習慣がある(スペインの風習が残っている) ・宗教はカトリックが多い、次に多いのはキューバアフリカ宗教 ・芸術家と出会う 今、ハバナではラテンアメリカから芸術家が集まり、芸術の展示 「ビエンナーレ」が開催中。ハバナ各地で展示がされる。こちらでも準備中! ●モロ要塞 ・ここでも「ビエンナーレ」(芸術家の展示会)の一つがあった ・搾りたて実演のサトウキビジュース屋さん ・ハバナで最もきれいな景色場面 ・革命後、教室として使用されていた建物 ・芸術家の展示の1つを紹介 ●革命博物館 ・入口には、銃の跡がある。1957年3月13日、腐敗したバティスタ政権を倒すため、大学生らが襲撃した跡だった。 ・通訳の話(要旨):キューバの原住民をひどく扱うスペイン人、そして殆どの原住民は死んでしまった。すると、スペインはコンゴから強制連行した奴隷を使用。そうするうちにキューバ人としての意識が高まってきた。奴隷を解放する人があらわれ、スペインからの独立戦争が1868年から開始された。30年後アメリカの干渉でキューバは独立するが、汚職がはこびり、市民の暮らしは良くならない。国民は弾圧的な政府と闘う。40年代もひどい。バティスタ政権もひどい。市民の不満が高まる。 ・そんな中ゲバラたちが行ったサンタクララでの列車襲撃(人を大切に扱うゲバラ、バティスタ政権のトップは逃亡) ・カストロやゲバラたちがハバナに到着したときの絵 ・カストロやゲバラたち82人をキューバに運んだ20人乗りのグランマ号 ・革命30年のメモリアル「革命のヒ」 ●是永さん宅で夕食会 ポリティージャ医師と懇談 *是永さんはキューバの日本大使館に勤めていた ・海外へ派遣される医師の心情は? キューバ人の感覚は助け合いの精神と冒険心が強い ・胎児の遺伝子診断で中絶の選択の実際は? 教育レベルが高いので現実的に両親が決断 など ●ラム酒博物館(プランテーションで働かされる奴隷の搾取を学ぶ) ・ラム酒とオレンジのカクテルを作っている ・奴隷に対する扱いはひどいもの。足かせは常にあった。逃亡すると網に捕えられる。 ●文字(感想):「自分のためでなく、他人のために生きる」普通に聞かれるキューバ それは、歴史の真実を知り、自然と育まれる お金はないけど工夫がある 物も無いけど 教養がある そんなキューバの 医療・都市農園・老人の家 そして自己選択できる教養の源 革命博物館・ラム酒博物館・革命広場・要塞などを見学 キューバ人の通訳とお話をする中で キューバが直面している困難に 高い教養と民意でもって 前向きに現実的に立ち向かっている姿を見ることができました。 ●エピローグ ・私たちをみて手を振る小学生(学校) ・写真:テロを阻止したのに囚われているキューバ人の解放を訴えるポスター ・写真:兌換ペソのスーパー 観光客にとってキューバに不足はなかった 1兌換ペソ=24キューバペソ 兌換ペソにアクセスできないキューバ人も少なくない 二重経済が1つになる日を望んでいるという ・写真:観光地のレストランにいた、痩せたお婆さんと孫の物乞い ・写真:古い車でも現役の車 ●それでも楽しいラテン系 現実的で陽気なキューバ人 ランチで出会ったミュージシャンの音楽 以上 |