3月19日(木)午後6時半より、イラク戦争開戦6周年抗議集会・デモが大阪市北区の扇町公園で行われた。主催は、大阪平和人権センターとしない・させない戦争協力関西ネットワーク。今年は「イラク・アフガン・パレスチナに平和を 3.19 WORLD PEACE NOW in 大阪」と名付けられ、あいにくの雨にもかかわらず、労働組合や市民団体など約3000人が結集した。オバマ新政権になって迎えたイラク戦争開戦6周年であったが、イラクからの撤退が全く欺瞞的であること、アフガンへの増派で「対テロ戦争」を継続していること、イスラエルによる攻撃・虐殺後もガザ封鎖が続けられ、パレスチナは生存にとって危険な状況にあることなどがアピールされた。また、政府が「海賊対策」と称して自衛隊の護衛艦をソマリア沖に出航させた直後であり、日本政府の戦争協力と海外派兵に対する抗議が相次いだ。集会後デモが始まるころにはちょうど雨もあがり、「米軍は、イラク・アフガンから即時撤退せよ」「米軍基地再編反対」「ソマリア沖自衛隊派遣反対」などのスローガンをシュプレヒコールし気勢をあげた。 2009年3月19日 |