「Ceasefire Now! 今こそ停戦を」 「No War in Our Region! 私たちの地域の平和を」 ―2023年5月広島に集まるG7指導者におくる日本市民の宣言― です。 下にサイトを紹介しますが、 (1)ロシアが侵略を始めたが、米とNATOによるロシアへの代理戦争になっている (2)これ以上の被害を食い止めるために、すぐに停戦することが必要です (3)NATOは武器を送って戦争をあおることを止めべきです (4)アジアに戦争を持ってこさせないこと など注目すべき内容です。 日本でもようやく即時停戦と交渉による政治的解決を求める声が上がりました。 ぜひ周りの方にも知らせてあげてください。 署名のURL:https://chng.it/ZrHvPh8x ウクライナ戦争開始から1年余り 武器を送って戦争を煽るな 二つの道が提案されています。一つはバイデン大統領や岸田首相が旗を振り、G7が進めようとする道−−ウクライナに徹底して軍事支援・財政支援を行い、ロシアを軍事的に敗北させ、ロシア国境、さらにクリミヤまで「取り戻さ」せる道です。この線に沿って大量の戦車、装甲車、弾薬が送り込まれ、今月下旬以降ウクライナに軍事的大攻勢をかけさせようとしています。5月の広島サミットは「戦争サミット」となり果て、戦争支援一色になるでしょう。しかし少し考えただけでも、さらに泥沼の戦争拡大と核戦争の危険につながることは明らかです。 もう一つの道は中国が提案した、即時停戦、そして政治的交渉による解決です。第1の道ではたとえウクライナが勝っても、即座に逆転するために次の戦争につながり、平和は不可能です。結局、停戦し、ウクライナ・ロシア2国だけでなく、欧州全体が共存できるような条件を満たさないと戦争は収まりません。他国に脅威を与えて自国の「安全保障」を得るのでは平和と共存はできません。ミンスク合意を再度思い起こし、ウクライナの中立化とNATOの拡大停止等で合意を作ることが必要です。そうでなければ欧州全体に戦争が拡大します。 米国はウクライナが倒れるまで武器を送り続けるつもりです。アジアでも日本、オーストラリア、台湾とと共に中国を包囲する軍事態勢を強化し、“武力で戦争を抑止する”といいます。しかし武器によって平和を作ることはできず、戦争につながるだけであるのはウクライナの例で明らかです。武力でなく話し合い、対立ではなく共存を目指すことこそ人々の命と生活を守る道です。 2023年4月5日 |
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