3月27日の佐川前国税庁長官の証人喚問は、全くの茶番に終わりました。佐川氏は、「刑事訴追の恐れ」を理由に40回以上にわたって証言を拒否する一方、「文書改ざんを安倍首相官邸や麻生財務相から指示されたことはなかった」ということだけ、明確に証言しました。 改ざんを「財務省理財局だけでやった」と言いながら、誰が指示したのか、なぜ改ざんしたのか、など肝心な点は証言拒否の一点張り。安倍政権が描いたシナリオ通りです。安倍首相や昭恵夫人、官邸関係者と麻生財務相に責任がないことを強調し、それ以上の真相究明はうやむやで終わりにするつもりです。 安倍政権はこの証人喚問で打ち止めにし、逃げ切ろうとしています。これを許す訳にはいきません。改ざんを誰が指示したのか、なぜ改ざんしたのか、佐川氏が真実を語らないなら、他の人に聞くしかありません。少なくとも、以下の関係者の証人喚問が必要です。
2018年3月28日
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