トランプ訪日反対!! 北朝鮮への制裁をやめ、無条件で対話と交渉を進めよ 戦争挑発をやめよ、危険な日米韓軍事演習をやめよ 安倍首相は北朝鮮への戦争をあおるな 米トランプ大統領が11月 5日〜7日に初来日します。最大の目的は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する制裁と圧力(軍事挑発)を安倍首相と意思確認することです。トランプ大統領はその足で韓国、中国も訪問し、韓国に対しては対北朝鮮の軍事的対抗措置を、中国に対しては制裁の強化への同調を求めるのは間違いありません。しかし、米国こそが巨大な核武装国家で、強大な軍事力で北朝鮮を脅しています。対北朝鮮包囲網強化と戦争挑発のためのアジア歴訪を許すことは出来ません。私たちはトランプ大統領の訪日に反対します。 安倍首相は、国連で「必要なのは対話ではない、圧力と制裁です」と敵意をむき出しにした異様な演説を行い、「日本は100%アメリカとともにある」と語り、まるで戦争をそそのかしているかのようです。現時点で、米ティラーソン国務長官やマティス国防長官ら軍事外交筋は北朝鮮への直接的武力行使には慎重だと伝えられていますが、日米首脳会談と安倍首相の姿勢は、大統領を戦争へけしかけるものとなる可能性すらあります。朝鮮半島ばかりか日本を含んだ北東アジア一帯を戦争に巻き込もうとするトランプ訪日と日米首脳会談は極めて危険です。 9条改憲反対、加計・森友疑惑追及、原発再稼働反対 反安倍の運動を強化しよう 1日からは特別国会が始まりました。安倍政権は何回も「謙虚に」と口先では言いながら、それとは逆に会期を8日に切り縮め、野党の追及時間を圧縮しようとしました。しかし、会期を12月9日までとせざるを得なかったのは、彼らの最初の敗北です。総選挙で自公政権と安倍は改憲に必要な3分の2の議席を得ました。しかし、比例での得票率は33%に過ぎません。安倍が支持されているわけではないことは今では安倍自身を含め誰もが感じているのです。大衆運動の力で安倍首相への追及を強めなければなりません。 国会でこれまでの安倍政権が蓋をしてきた疑惑を徹底的に明らかにさせましょう。森友疑惑(6億円過大値引きと安倍夫妻の関与)、加計疑惑(安倍首相の関与)、南スーダン防衛日報隠しなど、安倍政権の押さえつけと白々しい言い訳にも関わらず疑惑は深まるばかりです。 安倍首相は9条改憲に前のめりで、野党第1党である立憲民主党を排除してでもやりたいとほのめかしています。朝鮮半島の戦争の危険と合わせて改憲には絶対反対です。選挙で掲げた「教育無償化」は財政当局の反対でしぼみかけ、やる気のなさが明らかです。反労働者的な労働法制改悪や原発の再稼働など危険な動きとの対決が求められています。 今こそ反安倍の大衆的な運動を強め、声をあげていきましょう。 2017年11月3日 |
Tweet |