大阪府の全ての施設に常時「日の丸」を掲揚するよう定める「国旗掲揚条例」反対の声を届けてください。 「日の丸・君が代による人権侵害」市民オンブズパーソンの方から緊急のお願いがありましたので転載します。 緊急のお願いです。転載・転送歓迎です。 (1)11月25日、自民党大阪府議団は、府立学校を含めて府の全ての施設に常時「日の丸」を掲揚するよう定める「国旗掲揚条例」を現在開会中の大阪府議会に提出する方針を固めたとする記事が朝日新聞に載りました。 現在開会中の大阪府議会は、12月8日に本会議、12日、13日が一般質問で、15日に閉会です。条例案を成立させるためには、自民党は、8日の本会議に突然提出するしかありません。 現段階で、条例案の具体的な中身は、各会派や府民に知らされていません。このような、極めて問題性が強い条例案の唐突な提出を何とかやめさせなければなリません。 (2)そもそも今回の自民党府議団の動きは、10月16日の教育常任委員会での西田府議(自民党)の質問から始まりました。西田府議は、卒業式での教員の不起立があることや「君が代」斉唱が十分でないことを徹底的に問題にしたあと突如、1963年の府議会決議をもちだし、「日の丸」常時掲揚を迫りました。 橋下知事は、この西田府議の質問に対して、「条例制定という方法をとっていただければ、国旗である以上問題ない」と、条例制定をたきつけるような発言をしました。 その後、「日の丸・君が代」強制の急先鋒である自民党府議団の幹事長である吉田府議が自民党府議団をまとめようとしたのです。今回の動きは、民主党に政権交代して自民党の影響力が低下したことや大阪府庁のWTC移転問題での自民党の分裂などがあり、足下ががたがたする自民党府議団が何とか、成果を上げようと画策した政治的なものです。 (3)今回の条例案のターゲットは、明らかに府立学校です。学校現場に対して「日の丸」常時掲揚を定める条例は、全国的に例がありません。政治的な圧力によって、学校現場に「日の丸」を強制する極めて危険な条例案です。 条例が制定されると、子どもたちは毎日「日の丸」のもとで学校生活を送らなければならなくなります。思想良心の自由や学校の自立性などは、全く、無視されることになります。さらに、来る卒・入学式での「日の丸・君が代」の更なる強制に道を開くことになりかねません。子どもたち・教職員の思想良心の自由、学校の自立性を守るために、許すことが出来ません。 (4)この唐突な自民党府議団の動きに対して、各会派や府議には「ひややかな」雰囲気もあるようです。自民党府議の中にも「なぜ今なのか」と疑問を持っている府議もいるようです。しかし、府議会の数の論理でいくと、自民党が強行突破すれば、可決する可能性も十分あります。府議会過半数が56名。賛成が自民(38名)、自民から分裂の2会派(11名)と報じられています。 時間は限られています。まずは、8日までに条例案を提出しないように自民党に圧力をかける必要があります。民主党や公明党に対しても条例案が出ても反対するように声を届ける必要があります。 (5)是非ともメールや電話、FAXで「条例案反対」の声を届けてください。大阪の方はもとより、全国から、この常軌を逸した条例案に反対の声を届けてください。 よろしくお願いします。 ◆ ここから各議員にメールを届けてください。 ◆ 大阪府議会議員の電話番号の一覧 ********転載ここまで****** (リブ・イン・ピース☆9+25ブログより転載) |