弾薬庫建設予定地のさつま町でのフィールドワーク ![]() フィールドワークのあとの集会には、高齢の地元の住民の方を含めて100名近くが参加した。「さつま町の弾薬庫問題を考える会」の武さとみさんは、町長や市議会が、反対運動が感情的に反対しているとの誹謗に対して怒りの声をあげた。そして嫁ぎ先の父の兄が特攻となって沖縄戦で戦死したことを語った。 この日は南国鹿児島でも寒波が襲った。地元の方が用意した温かい豚汁と食事が参加者に振舞われた。 中岳を背に80名がスタンディング ネットワーク結成直後 初の共同行動 会場をからさつま町の弾薬庫予定地の中岳を望む市街地の移動し、交差点で道路を走る車に向かってスタンディング行動が行われた。参加者は次々にマイクを握った。発言が終わるたびに全員が「エイエイオー」との掛け声を上げて拳を突き上げた。地元の参加者から「人口が減っている活性化のための誘致とか平和をまもるためといわれているが、武力で平和が守れない。反対を続けていく」との話があった。「京都・祝園弾薬庫問題を考えるネットワーク」の参加者は12式ミサイルの9mの横断幕を掲げて「説明会も開かれることなく8棟の計画が6棟の追加でさらに大きな予算が追加され入札が行われ工事の着工が行われている」。大分からの参加者は「大分の集会から鹿児島でのネットワークの結成、この勢いを沖縄・西日本に広げ、弾薬庫はいらない!基地はいらない!の声を全国に呼び掛けていこう」と訴えた。最後に「さつま町に弾薬庫はいらない」「沖縄、西日本を戦場にするな」「戦争の準備反対」のシュプレヒコール を上げ、中岳を背景に参加者の写真撮影を行い一連の行動を終えた。ネットワーク結成の直後に初めての共同行動だった。少数ながら粘り強く運動を続ける現地の人たちを励ますとともに、沖縄・西日本各地の運動が心ひとつにして共に闘っていこうとう熱意が伝わる行動だった。この日ために準備をしてくださった準備会事務局のスタッフと何よりも県外から駆け付けた多くの人を受け入れてくれた地元の方に感謝したい。 「知り、つながり、止める」戦争を止めよう!「沖縄・西日本ネットワーク」の闘いは、これからだ。
2025年3月1日 リブ・イン・ピース☆9+25 NOW |
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