2025 年3 月21 日「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」は、石破茂内閣総理大臣と中谷元防衛大臣に対して以下の【声明】「長射程ミサイル」の九州配備に抗議し、撤回を求めるを発表し、沖縄と九州で、防衛省への申し入れ、抗議を行っています。 私たちリブ・イン・ピース☆9+25も、日米軍事一体化の下で進められる長射程ミサイルの配備計画に反対し「沖縄・西日本ネットワーク」の諸行動に連帯します。 【声明】長射程ミサイル」の九州配備に抗議し、撤回を求める 3月16日、政府が他国領域攻撃用の長射程ミサイルを九州に「先行」配備する方向で検討に入ったとの報道(共同通信)があった。政府は、「長射程ミサイル」配備について、2025年度予算案に計上しており、年度内配備開始を想定している。陸上自衛隊は、大分県湯布院駐屯地と熊本県健軍駐屯地に「長射程ミサイル」を運用する地対艦ミサイル連隊を配置しており、先行配備の可能性が懸念される。25 年度内の「長射程ミサイル」配備について国会でのまともな議論もなく、国民に対する説明もないままの配備は到底容認できるものではない。「長射程ミサイル」配備は、軍備正当化の「専守防衛」の言い訳さえも使えないもので、中華人民共和国や朝鮮民主主義人民共和国など近隣諸国に強い懸念をもたらし、緊張を高めるものである。「反撃・攻撃を受けるリスク、住民の命や財産を奪われるリスクを高めるもので、決して戦争の「抑止力」になどならない。憲法9条を生かした外交、アジアの平和構築こそが最大の「抑止力」である。 主食のコメすらまともに供給できない国がなすべきことは、まず「人と生活の安全保障」であって、「軍備拡大・戦争準備」などではない。 私たちは、九州であれ、沖縄であれ、日本のどこであれ国民の命や財産を犠牲にする「長射程ミサイル」配備を受け入れることは絶対にできない。他国領域攻撃用長射程ミサイル配備計画に断固抗議する。 本「抗議声明」についての見解と以下の2項目について、3月31日までに文書で回答するよう求める。 1.他国領域攻撃用長射程ミサイル配備計画を撤回すること 2.弾薬庫建設や基地整備、ミサイル運用部隊の配備などについて、各地で住民説明会を開催すること 2025 年3 月21 日 戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク 共同代表 ・具志堅隆松(ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会) ・海北由希子(平和を求め軍拡を許さない女たちの会・熊本) ・高井弘之(ノーモア沖縄戦・えひめの会) ・呉羽真弓(京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク) 【関連記事】 【独自】長射程弾、九州に先行配備へ 政府、反撃能力で検討(共同通信) 長射程ミサイル、九州配備の撤回を 沖縄・西日本ネットが声明(琉球新報デジタル) <社説>長射程ミサイル九州か 標的になる覚悟迫るのか(琉球新報デジタル) 【「沖縄・西日本ネットワーク」 メーリングリスト登録のご案内】 ※現在、「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」は「知り、つながり、止める」 をキーワードに 、全国各地の現場で運動をされている方々、声を上げようとしている方々(個人・団体)からの情報交換を主とした、メーリングリスト(ML)を作成しています。参加ご希望の方は、 okinishinet@gmail.com 宛に、お名前と地域と所属団体(あれば)を明記して、「沖縄西日本ネットML希望」とメールをお寄せください。 2025年3月24日 リブ・イン・ピース☆9+25 |
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