12月5日(日)、JR天王寺駅陸橋で、日米韓で大規模に行われている軍事演習の中止をもとめるチラシ配りをしました。9人が参加しました。朝鮮半島での戦争にまで発展しかねない危険な情勢にあることを訴えました。ウラには、12/11、12に開催する山本英夫さんの写真展「今ココにある普天間・辺野古」のチラシを刷り、参加を呼びかけました。 2010年12月7日
(当日配布のチラシ) 朝鮮半島でかつてなく戦争の危機が高まっています。日本のメディアでも「北朝鮮はとんでもない国」「やっつけてしまえ」というような報道がなされています。しかしそれらはきわめて無責任です。朝鮮半島で戦争が勃発することがどういうことか具体的にイメージして言っているのでしょうか。数ヶ月で決着をつけるとして始めたアフガニスタン戦争は10年目に突入しました。イラク戦争も7年半が経過しています。朝鮮半島で本当に戦争がおこってしまってからでは遅いのです。どんな事件・事故が実際の戦争にエスカレートするかわかりません。 日本列島全体が出撃基地に 11/28〜12/1に行われた米韓軍事演習では、沖縄の嘉手納基地や神奈川の横須賀基地など、在日米軍基地から空母ジョージワシントンや戦闘機、偵察機などが出動し、北朝鮮に対する挑発的な軍事演習を行いました。空母ジョージワシントンからは30秒に1機の割合で戦闘機が飛び立ち攻撃演習をし、じゅうたん爆撃、船舶検査、北朝鮮の船を戦闘機で攻撃することなどを想定し、あらゆる侵略的な軍事演習が行われました。 戦争を想定した危険な軍事演習の中止を! 北朝鮮が砲撃し4人が犠牲になったことは厳しく批判されなければなりません。しかしこの砲撃はそもそも今年に入って絶え間なく続く危険な米韓軍事演習に対抗して行われたものでした。にもかかわらず、12月中に新たな米韓軍事演習や韓国による砲撃訓練も予定されています。北朝鮮を挑発し、戦争勃発の危機を高めるべきではありません。米韓合同演習、日米合同演習を直ちに中止すべきです。日本政府は、軍事衝突を戦争に拡大しないために全力を尽くし、六カ国協議など対話路線へ舵を切るべきです。 (2010年12月3日)
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