日本軍「慰安婦」被害者に正義を!
ホンキの謝罪が未来をつくる 世界同時水曜行動inKANSAI
250人が参加し、怒りのシュプレヒコールをあげる

 2012年8月8日、大阪中之島・女神像前から日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワークの主催で「日本軍『慰安婦』被害者に正義を! ホンキの謝罪が未来をつくる 世界同時水曜行動inKANSAI」が開催されました。これは毎週水曜日ソウルの日本大使館前で開催されている水曜デモを、年に1回8月の第2水曜日は全世界で連帯行動をと、毎年行われているものです。今年は約250人が参加しました。
 関西では「日本軍」慰安婦問題に、幅広い層の感心が集まっています。それはハルモニたちが自分の問題の解決だけではなく、朝鮮学校の支援や正しい歴史教育の必要を訴え、東日本大地震の時も真っ先に支援の募金を行うなど、多くの人の心を惹きつけてきたからです。ハルモニが来日しこれらの問題の解決を訴えることにより、支援の輪が拡がってきました。
 当日も、朝鮮学校問題、南京問題、教科書問題、原発問題、そして「慰安婦」問題に取り組んでいる若い人たちからアピールがあり、アピール採択後に、デモ行進に出発しました。
 女神像前を望む淀屋橋の角には在特会が20人ほど詰めかけ、被害者を誹謗中傷する聞くに堪えがたい言動を吐きかけていましたが、こちらの闘志の火に油を注ぐだけです。日本は(ハルモニに心配されるほど)ひどい右傾化で、国会情勢は最悪。私たちの橋下は言うに及ばず、河村、石原など大都市では右翼的な首長が君臨しています。この現実に対する怒り、戦後67年、被害者が名乗り出られて21年経っても解決どころか一番遠い地平にいる耐え難い現実に対して怒り、みんなでシュプレヒコールを叫びました。
 235名いた日本軍「慰安婦」被害者は、現在61人になりました。4人に3人が亡くなられたことになります。もうこれ以上の猶予はできません。なんとしてでも解決を実現しましょう。






2012年8月16日
 リブ・イン・ピース☆9+25