日本軍『慰安婦』問題解決のための水曜デモ1000回連帯アクションin 関西
キャンドルナイトコンサート

 12月14日水曜日、扇町公園でおこなわれた<日本軍『慰安婦』問題解決のための水曜デモ1000回連帯アクションin 関西 キャンドルナイトコンサート>に参加してきました。
 韓国のソウルの日本大使館前でおこなわれてきた「慰安婦」問題の解決を訴えるデモがこの日で1000回になるのを記念して、日本、米国、カナダ、台湾など世界の30都市以上で連帯行動がおこなわれました。この大阪の集会はそのうちの一つで、およそ400人が集まりました。キャンドルは最初350個しか用意していなかったそうで、主催者の予想を超える結集となりました。

 

 女性歌手おーまきちまきとピアニストHALMA GENとのユニット「はるまきちまき」、朝鮮高級学校出身の若い男性二人のデュオ「チウォン」、そしてパンソリの名手アンソンミンが出演し、思いのこもった歌を披露しました。はるまきちまきの『ちいさきものたちへ』、チウォンの『鎮魂歌』…どの歌も素晴らしかったのですが、特にアンソンミンさんのアリランメドレーは圧巻でした。

 

 ソウルの日本大使館前には、1000回目のこの日、大勢の人が集まり、平和の碑の除幕式もおこなわれました。その映像が動画として映し出されました。ソウルはたいへん寒かったのですが、被害者の方々も参加し、ビデオメッセージの中で、私たちに語りかけてくれました。

 コンサートと共にたくさんのアピールがありました。その中で特に印象深かったのは、韓国からの留学生の人の話でした。彼女が昼頃に準備のために集まっていると、「嘘つき」などと被害者を口汚くののしる人が現れたそうです。彼女はこの言葉に対し、「ハルモニの身に起こったことが嘘だったらどんなによかったか…」と、切々と訴えました。本当に、本当にそうだなあと心に染みました。

 最後に、参加者が手に手にキャンドルを点し、「1000」の字を作りました。参加者が予定より多くて、少し細長い字になったのがご愛敬です。自分ではどんなふうか見ることができませんでしたが、12月15日付の朝日新聞朝刊には、写真入りできれいにうつっていました。

 

 東京では1300人が集まり、外務省を人間の鎖で取り囲み、その中には、元「慰安婦」被害者の宋神道さんの姿もあったということです。


2011年12月15日
 リブ・イン・ピース☆9+25 (鈴)
(リブインピースブログより転載)