3.22イラク戦争開戦6周年 映画&講演会 「冬の兵士が語る『対テロ戦争』の真実」
アンケートに寄せられた感想

(アンケートは、「冬の兵士」と講演の感想、リブインピースの取り組みについてのご要望などを尋ねています。)

・涙が止まりませんでした。兵士の置かれた状況がリアルに思い浮かんで来ます。
 ムクタダ・サドルの話、とっても貴重なお話でした。
(リブインピースの取り組みについて)出来る限り参加していきたいです。

・ジャーナリストとしての意気込みが印象に残った。自分のオリジナリティーというものへのこだわりは、運動をする私たちにも通じるなぁと思いました。

・大学にも行けなくなった、身体的にも精神的にも損傷を負った・・・自分の人格が破壊された自分、同志がいるにもかかわらず、それでも“アメリカを愛している”と言う帰還兵の言葉が不思議で、印象に残りました。
 田保さん自身の思考が聞けて良かったです。真のジャーナリストというのをはじめて知りました。

・「ウィンター・ソルジャー」を見て、イラク戦争6年でいったい米軍が何をしたのかが、証言や映像で、よくわかるようになった。NHKやマスコミもイラク戦争6年の特集を報道したが、その内容はイラク戦争の周辺を報道するのみで、その核心にはふれようとしなかった。ブッシュやオバマがやっているアフガンやイラク戦争は、住民や市民の皆殺しであり、早くやめさせることが必要であることを強く感じた。

・良心的兵役拒否に対し、“レベル”が違うと言われた時、いかに「ウィンターソルジャー」に寄り添っておられるかを痛いほど感じました。

・「冬の兵士」という意味をよく分かっていなかったのですが、PTSDにも悩まされながらもそれに打ち勝ち「良心の告発」を行う兵士達は、本当の意味での平和に向けて「誤った政策を取り続ける米に、そしてイラク復興に向けて闘う兵士」であると感じました。            
 言葉を詰まらせながら、目を閉じながら、涙を流しながら、きっと忘れることは出来ない「殺した事実」を消すことは出来ず、脳裏に焼き付いた事実を証言することは本当につらい自己との闘いです。彼らの勇気に感動し、知らなかったファルージャ殺りくの事実や戦争で人間性がなくなり、すべての住民が、女性も子どもも老人も「kill」の対象になっていく恐怖etc. 一つ一つの証言を涙せずには聞けませんでした。
 そして、この貴重な勇気ある証言集会をマスコミに取り上げられず、闇に葬られようとしたのを、辞職までしてイラクを取材した田保さんの尽力で、全人生をかけてこのような映画を作成し世に発信されたこともジャーナリストとしての神髄を感じ、心ふるえました。
 田保さんのお話は、現地を知り尽くした上での深いお話で、知らなかった「イラク」を知ることもできました。この勇気ある兵士たちの証言を一人でも多く知ってほしい。また、日本政府が米戦略の片棒を担ぎ、支援し続けることで戦争に加担している事実を私たちは深く受け止めなければならないという思いも強くしました。 
(リブインピースの取り組みについて)毎回、時代にビビッドに映画、講演会企画ありがとうございます。毎回、感動と明日からのエネルギーを頂いています。今後、海賊法、恒久法の動きもあるので、是非「冬の兵士、イラク帰還兵」の証言集会できたらいいですね。

・皆、戦地に行く前は人を殺しに行くんだということをあまり真底意識せず、いったのだろうと思いました。国のために、また経済的理由で入隊し、アメリカ政府・軍の政策はとても非人間的なものであることを現地でつくづく感じた様子、彼らがその中で人を殺したことをとても今は恥じ、後悔している思いがよく伝わってきてよかったです。自殺問題、PTSDの問題等とても深刻に思いました。
(リブインピースの取り組みについて)日本政府をアメリカ追随の姿勢からどう脱却させるかを考え行動する取り組み、又、過去のアジアを中心としての日本の侵略政策への責任問題などを考える取り組みを続けて欲しいです。

・冬の兵士に反対デモをしていた人たちがいるのが驚いた。その人たちの言い分も聞いてみたいと思った。田保さん、ほんまにジャーナリストですね。
(リブインピースの取り組みについて)できるだけ多くの人にこのような機会に接することができるよう、広報がんばってください。

・平和の大切さ(戦争は諸悪の根源であること)。事実の暴露。

・欧米発の情報ではない真実を私たちに伝えてくれる活動に感謝すると共にその勇気を賞賛いたします。

2009年3月24日
リブ・イン・ピース☆9+25