4月3日(日)、守口中央公民館で、福島原発事故で放射能が土壌、野菜、牛乳、水道水からも検出されても政府や学者はテレビや新聞でも「すぐさま人体に影響がない」という、本当にそうなのか?今何が福島原発で起こってるのか?を学ぼうと学習会もうけました。たくさんの人が参加されました。 最初に「小出裕章さんが語られたDVD「福島原発で何がおこっているのか」を上映。 DVDは、広島の原爆は800gのウランで広島がなくなった、主流の100万キロワット級の原発では一日でその3〜4倍の3000gのウランが使われていて、そこで事故が起こったという話から始まり、チェルノブイリの事故や冷却水漏れと炉心溶融の危険、放射能汚染の危険などについて語られました。チェルノブイリでは700キロメール圏が日本の放射線管理区域に等しい放射線量になっていて、すさまじい汚染が現在もなお続いていることが語られました。原子力を専門とし、原発の危険性を重々わかっているのに、こんな取り返しのつかない事故が起きたことに対し責任があると語られました。このことは同じ反原発をかかげてきた私たちにもあることを強く感じました。 リブインピースからは福島での20〜30km圏の屋内待避のままの現状がいかにそこに住む人たちを見殺しな状況においているかの危険性について。「福島第一原発を巡る状況」原発施設内、原発外部の水と海、原発敷地内土壌の放射能汚染の報告。事故後の福島第一原発で作業する安全を軽視され働かさせられている労働者の状況の報告がありました。 いまだに「安全宣言」を報道される毎日、とても大事な学習会でした。最後に一人一人思う気持ちをのべました。 小出さんの話について、「こんな話どこでも聞いたことがなかった」、「テレビで学者らが全く言わないことを聞けて良かった」、「放射能の危険も知らされていない、今日聞いたことを他の人にも知らせていきたい」などの感想がでてました。ある20歳代の参加者は、「このような集まりに初めて参加した、あまりにも衝撃的で何を言っていいかわからない、是非活動をやっていきたい」と語っていました。 脱原発のために、それぞれできるところからやっていきたいと思います。 同じ日の午前中、阪神尼崎駅で、七番目の星(京都)、ミチミチズム(奈良)、六ラプの会(大阪)という三つの団体が月一回チラシまきをしている企画に参加しました。チラシをまきながら、「避難区域の拡大等を求める3月28日厚労省交渉での要望書への賛同署名」もとりました。 以下は当日まかれたチラシです。 2011年4月6日 |
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